- 楽天ウォレットで積立ってできるの?
- メリット・デメリットを教えてほしい。
- 楽天ポイントでBTCを買いたい。
そんな悩みにお答えします。
結論からいうと、楽天ウォレットに積立設定はありません。
ちょっと面倒ですが、やり方を工夫すれば積立は可能ですよ。
仕事や家事で忙しいから「ほったらかしで積立したい」ってあなたのために、おすすめの仮想通貨取引所も紹介しています。
楽天ポイントで暗号資産を買えるので、はじめてのあなたでも投資デビューしやすい。
「また後でやろう」と思うと、結局やらなくなりますよ。
なるべく早く投資をはじめて、経験値を貯めましょうー。
〈楽天ウォレット概要〉
手数料 | 楽天ウオレット | |
---|---|---|
入金手数料(円) | 銀行振込 | 振込手数料自己負担) | 無料(
コンビニ | ||
クイック入金 | ||
出金手数料(円) | 銀行 | 407円 |
楽天キャッシュ | 無料 | |
送金手数料 | BTC | 0.002 |
ETH | 0.01 | |
BCH | 0.001 |
楽天ウォレットは積立できる?
楽天ウォレットに積立サービスはありませんよ。
楽天ウォレットで可能な取引は以下の2つ。
- 販売所取引。
- 証拠金取引(レバレッジ)。
積立投資がしたいあなたは、別の仮想通貨取引所の口座を開設しましょう。
楽天ウォレット以外で積立をする
楽天ウォレットでは、積立はできないので、他社のオススメの積立サービスをご紹介します。
Coincheckつみたて
積立手数料 | なし |
積立頻度 | 毎日・毎月 |
積立最少額 | 1万円 |
スプレッド | (執筆時5.91%) | 広め
銘柄 | 26種(BTC・ETHなど) |
解約 | 随時 |
解約手数料 | なし |
銀行口座 引き落とし | あり |
公式HP |
Coincheckなら、口座振替で積立が完全自動化で可能ですよ。
忙しくて入金・積立を忘れるミスがなくなります。
Coincheckについては、「Coincheck(コインチェック)で暗号資産を積立するやり方」でくわしく解説しています。
bitFlyerかんたん積立
積立手数料 | なし |
積立頻度 | 毎日1回、毎週1回、毎月2回、毎月1回 |
積立最少額 | 1円 |
積立上限(月) | 100万円 |
スプレッド | (執筆時5.82%) | 広め
銘柄 | 34種(BTC・ETHなど) |
解約 | 随時 |
解約手数料 | なし |
銀行口座 引き落とし | なし |
公式HP |
bitFlyerの「かんたん積立」は、特に初心者でも簡単に始められる自動積立サービスですよ。
1円から積立が可能なので、お試しで積立を始めやすい
詳しい積立の方法は「ビットフライヤーかんたん積立」の記事で解説しています。
積立頻度や金額を自由に設定できるので、資産形成の調整がしやすいですよ。
「どうしても楽天ウォレットで積立がしたい」ってあなたのために、苦肉の策ですが別のやり方を次の章で解説しますね。
楽天ウォレットでビットコインを積立する方法。
自動で積立はできませんが、“手動”なら積立できますよ。
やることはシンプルで、以下の方法を毎月繰り返してくださいね。
- 銀行から楽天ウォレットに入金。
- 暗号資産を購入。
スマホのリマインダーなどを利用して、毎月一定額の暗号資産を購入しましょう。
ただし実行するには鋼メンタルが必要です…。
株式投資とくらべ、暗号資産の値動きは激しく、1日で数十%も変動することもあります。
そのため「上昇相場では安くなったら買おう」・「下落相場になると、怖くて買えない」という心理が働きやすく、結局途中でやめてしまう人も…。
思考停止でできる“完全自動積立”がオススメ。
Coincheckなら口座振替(引落)があるので、入金不要で楽ちん。
「Coincheck(コインチェック)で暗号資産を積立するやり方」でくわしく解説しています。
楽天ウォレットは最悪?デメリットを解説。
「楽天ウォレットは最悪!」という声をたまに耳にしますが、実際にどうなのでしょうか?
実際に使って感じた、デメリットを4つ紹介しますね。
ステーキングがない。
楽天ウォレットには、ステーキング・レンディングサービスがありません。
暗号資産版の定期預金みたいなイメージですね。
投資信託・ETFと違い、暗号資産をもっているだけでは、利息は発生しません。
ステーキングやレンディングすると利息をもらえるので、ただ持っておくだけは“損”とも言えますね。
年率 (BTC) | 100万預けた場合(1年) | |
---|---|---|
みずほ銀行 | 0.020%※1 | +200円 |
楽天 ウォレット | 取扱なし | |
Coincheck | 最大5% | ※2 | +50,000円
ビット レンディング | 最大8% | +80,000円 |
PBR レンディング | 最大12% | +120,000円 |
年利12%!?
仮想通貨の年利はバグっていますね。
ぼくはレンディングサービスを使って、不労所得化していますよ。
以下の記事でリスクをうまくを回避しながら投資する方法についても解説しています。
ぜひ参考にしてくださいね。
取引所形式で取引ができない。
楽天ウォレットは販売所形式でしか取引ができません。
買付手数料が安い取引所形式で取引ができないので、無駄に手数料(スプレッド)を支払わないといけません。
仮想通貨取引所 | 販売所 スプレッド | 取引所 手数料 |
---|---|---|
楽天ウォレット | 4.58% | |
Coincheck | 5.91% | 0% |
楽天ウォレットのスプレッドは普通くらいの印象。
でも取引所形式に比べるとかなり高い。
スプレッドで損したくないあなたは、取引所形式のある仮想通貨取引所の口座を作りましょう。
取扱通貨が少ない。
取扱通貨は他社に比べ、圧倒的に少ないです。
特に販売所は3通貨しかなく、ぼくの知る限りもっとも少ないですね。
仮想通貨取引所 | 銘柄数 | 銘柄 |
---|---|---|
楽天ウォレット (販売所) | 3 | BTC・ETH・BCH |
楽天ウォレット Pro EX (証拠金取引) | 9 | BTC・ETH・BCH・LTC・XRP ADA・DOT・XLM・XTZ |
Coincheck (販売所) | 19 | BTC・ETH・ETC・LSK・XRP XEM・LTC・BCH・MONA XLM・OTUM・BAT・IOST ENJ・SAND・DOT・CHZ LINK・MKR・MATIC IMX・APE・WBTC・AVAX SHIB |
販売所は低価格でいろんな暗号資産を買えるのが強み。
ですが楽天ウォレットでは、販売所のいいところを活かせませんね。
アプリが2つあって使いにくい。
「楽天ウォレット」と「楽天ウォレットPro EX」のアプリが分かれていて、扱いづらいですね。
アプリが分かれている仮想通貨取引所は、他社では見たことが無いですね。
「楽天ウォレット」を開こうと思って、間違って「楽天ウォレットPro EX」を開くことが多々あって時間をロスします。
楽天さん、ぜひアプリを1本化してください。
メリットは3つ。
楽天ウォレットには、他社にはないメリットがたくさんありますよ。
特に楽天ポイントで暗号資産が買えるのは、大きな魅力ですね。
実際に使ってみて感じた、メリットを3つ紹介します。
- 安心の楽天グループ。
- 楽天ポイントで暗号資産が買える。
- 100円・100ポイントからビットコインが買える。
安心の楽天グループ。
楽天市場なのどを運営する楽天グループの傘下。
超大手が運営している仮想通貨取引所なので、セキュリティや資産の管理は徹底されていますね。
- 預けた資産は分別管理。
- コールドウォレットで大事な資産をオフライン管理
- 不正アクセス対策。
過去にはマウントゴックスやビットスタンプなどの海外取引所が、サーバー攻撃を受けて、億単位の被害にあっています。
大事な資産は、安心できる仮想通貨取引所に預けましょう。
楽天ポイントで暗号資産が買える。
お買い物でザクザク貯まる楽天ポイントで、暗号資産を買うことができますよ。
楽天ウォレットに楽天IDが紐付いているので、ポイント購入はかなりスムーズ。
以下の4つだけ注意してくださいね。
- 通常ポイントのみ。
- 1ポイント1円。
- 通常ポイントのみ。
- 「楽天ウォレットPro EX」はポイント交換対象外
普段の買い物で貯まった楽天ポイントで購入すれば、“実質”手出しゼロで投資ができますね。
100円・100ポイントからビットコインが買える。
最小購入単位は100円(100ポイント)。
Coincheckは500円とワンコインで購入できますが、楽天ウォレットはさらに安い100円。
缶コーヒーを買う感覚で、気軽に暗号資産デビューできますね。
はじめての暗号資産のあなたは、少額から始めてみましょう。
楽天ウォレットの口座開設。
口座開設方法を4STEPで解説しますね。
- 楽天会員でログインする。
- 個人情報を入力。
- 本人確認。
- 楽天銀行を口座引落に設定する。
先に楽天銀行の口座を作っておくと、本人確認が写真いらずでスムースです。
楽天銀行以外でも楽天ウォレットは使えますが、楽天銀行をもっているとATM・振込手数料を節約できますよ。
- 給与振込口座で振込手数料3回無料。
- 残高10万円以上でATM・振込手数料1回無料。
- 楽天銀行+楽天カードで楽天市場SPU+0.5倍。
- リアルタイム入金可能(365日24時間入金できる)。
楽天会員でログインする。
「口座開設はこちら」→「楽天会員の方はこちら」→「ユーザーID/メールアドレス」→。
「同意して次へ」→。
個人情報を入力。
「楽天ウォレットパスワードの登録」→「お客様の基本情報」→。
本人確認。
「登録内容を確認」→「次へ」→「楽天口座をお持ちの方」。
今回は楽天銀行のアカウントで本人確認をします。
「確認」→「登録」。
楽天銀行を口座引落に設定する。
「次へ」→。
「ユーザーID/ログインパスワード」→「ワンタイムキーの送信」→「ワンタイムキーをペースト」。
これで完了です。
【アプリ】楽天ウォレットをインストールする。
- アプリをインストール。
- Google Authenticatorで二段階認証する。
アプリをインストール。
「登録したメールアプリ」を開く→「ブラウザアプリ」を開く→「App Store/Google Play」を開く→「今回はApp Store」。
「入手」→「スキップ」→「楽天ウォレットに登録したアドレス・パスワード」を入力→「ログイン」。
Google Authenticatorで二段階認証する。
Google AuthenticatorとはGoogleが提供する、二段階認証アプリ。
簡単に説明すると、SMS認証のアプリ版。
ビットフライヤー・Coincheckなので導入されていますよ。
二段階認証を設定→「上記内容を確認し設定に進む」に「チェック」→「設定」→「認証システムを設定する」。
「Google Authenticator」に登録→「パスワードをコピー」→楽天ウォレットに戻り「ペースト」→「ログイン」。
【アプリ】楽天ウォレット Pro EXをインストールする。
- アプリをインストール。
- Google Authenticatorで二段階認証する。
アプリをインストール。
「App Store/Google Play」に移動→「楽天ウォレットPro EX」と検索→「ダウンロード」→「開く」→「メニュー」→「ログイン」。
Google Authenticatorで二段階認証する。
「楽天ウォレットと同じメールアドレス・パスワード」を入力→「ログイン」→「Google Authenticator(楽天ウォレットで登録したのと同じ)」→「貼り付け」。
楽天ポイントでビットコインを買う方法。
「楽天ウォレットにログイン」→「今回はBTC」→。
「交換数量」を入力→「次へ」→内容を確認し「確定」→。
「ビットコインへ」→保有量が確認できますよ。
よくあるQ&A。
口座開設の時間は?
ぼくの場合、楽天ウォレットは2時間以内、楽天ウォレットPro EXは6時間30分で口座開設ができましたよ。
楽天証券でビットコインETFは購入できますか?
楽天証券に限らず、日本の証券口座でビットコインETFは取り扱いがありませんよ。